2016年8月15日月曜日

終戦記念日

本日、71回目の終戦記念日を迎えました。





「戦争の記憶」は、ある意味で社会の財産です。平和の対義語である戦争の記憶は「無形のモニュメント」と呼ぶことができます。





対になる概念は、一方だけを理解することはできません。双方を同時に理解することによって、それぞれを理解できるのです。





戦争を知らない世代は、本当の意味で平和を知りません。語り継がれた戦争の悲惨さを積極的に学ぶこと。それが平和を理解する唯一の手段と言っていいでしょう。





平和とは、鏡のような湖面をイメージさせることがあります。凪の海にも似ているかもしれません。





そのような静的な状態とは反対に、戦争や紛争は動的です。湖面のどこかに投げ込まれた数々の石は、波紋となって一帯の湖面を揺らします。





平和とは静的であるがゆえに、いともたやすく動的な波に揺さぶられます。その波紋から静かな湖面を守るためには、「波に抗う力」によって「波」を防ぐ必要があります。





「波に抗う力」を身にまとうには、平和とは何かを理解するしかありません。そのためには、まず71年以上前に起こった歴史的事実を知ろうとすることです。





無関心は「波」を防ぐことはできません。むしろ、無関心は平和を脅かす「不作為の波」となって静かに平和を脅かします。





戦争が平和に対する動的な脅威とするなら、無関心は静的な脅威と言えるでしょう。





いずれも平和を脅かす点で共通しています。






#72016.8.15








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